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2012年6月

2012年6月29日 (金)

柔らかさが自分の強み[ディーン元気(2)]

S20120118 やりを放つ寸前のディーン元気

再び、強さの秘訣は:むちのようにしなる腕。とくに肩の稼働域は広い。それを支えるのが背中の肩甲骨。動かすと、背中から骨が飛び出しそうなほど上下する。この腕のしなやかさがあるから、後ろに手が回り、やりをより長く強く押し出せる。

競技歴はまだ5年目なのに、自己記録を4メートル以上更新し、80メートル台を連発。日本選手権で第一人者の村上幸史を退け、堂々トップの座に。4月の織田記念大会での8428は、オリンピックのメダルも狙える記録だ。

期待している。

2012年6月26日 (火)

ディーン元気(やり投げ)の強いわけ(1)

S20120118image  [やりを投げるディーン元気]

25日(月)の報道ステーションに「やり投げの新星20歳急成長!ディーン元気、松岡修造が素顔に迫る、驚異の肉体」と取材があった。

驚異の肉体の特徴その1:手投げでなく、全身投げ→肩甲骨がグニャグニャに動くのを見せてくれた。胴体にしなりをつくり、全身で槍が放たれる。

その2:投げた直後、地面に倒れこむ。これを“破壊投げ”と言っている。車が衝突したとき、シートベルトを着けていない人は前方に投げ出されるのと同じ原理だろう。胴体の筋力がないと身体を止めることはできない。それで、胴体の筋力を徹底的に強化している。

そして、ロンドンオリンピックに出場したい、最大の思いは、彼のお父さんの国(イギリス)でのオリンピックだからだ。

今の記録では、まだ世界記録の銅メダルに達していないが、すごい勢いで記録を伸ばしているので、これからの成長ののりしろは計り知れない。

2012年6月11日 (月)

目指す目標は記録タイムではなく「自分の走りを極め、どこまで進化できるか」である 《江里口匡史》(2)

走る江里口匡史

江里口が、100mを走るのを見ると、40mぐらいまで、顔を下に向けて、上体を前傾させている。だから、その後も加速がついて、60mぐらいまでに他の選手を一揆に引き離す。

コーチである朝原宣治のノートを見せてもらい、参考にしている。

そこには、重心をボールのようにポンポンと前に出すように進める。

背骨を前に倒す。あらゆる部分に神経をゆきわたらす。末端の力を抜き、身体の中心から動く・・・・・・・・・。など。

そう!やはり私がいつもナンバの身体技法で思っていることと同じだ。

私はその考えでダンスをおしえているのだが。

考えることは同じでも、そのように身体が動けるようにするには、並大抵のことではない。

 

彼自信は、独自の走り方の原理を極めることを楽しみにしている。

それは、筋肉に頼らず、速く走れる動きの探究。身体にとって無理なく、自然な動きで、すべての身体の感覚を研ぎ澄まし、絶えず新たな可能性を追い続けているのである。

彼にとっては、9秒台も通過点であり、独自の走りの原理をこれからも探究し、進化させていくであろう。今後の江里口匡史の走りの進化がどのようになるか、楽しみだ。

2012年6月10日 (日)

アスリート魂=常識の向こうへ=《江里口匡史》(1)

走っている江里口匡史

5日のTV[アスリート魂]は、今、日本で最も速い短距離ランナーの江里口匡史を取材した。

身長170㎝、体重60㎏の小さな身体でありながら、「究極の走り」を探究して、ロンドンオリンピックに最も近い選手だ。

100mと言えば、世界中、体格、筋力が勝る選手にかなうわけがない、と思われてきた。彼はその常識を壊し、「自分独自の走り」を追い求めてきた。

短距離のフォームは、上体をあまり動かさない方がいいとされているが、彼は、あえて上体を工夫して使う。

踏み込む足により体重が乗るように、身体のすべてを使い、スピードに変えていく。

感覚を確かめながら究極の走りを検証して行く。

高校時代の練習「坂道ダッシュ」をしている時にヒントを得たという走り方。

筋力をあまり使わなくても、速く走れる方法は、まず身体全身を使かう。腰を前に出し、前傾姿勢を保つ。すると、足が地面を長く押すことができる。その力で身体が押し上げられる、という=加速の感覚=がわかたと。

これは、私も研究しているナンバ的身体技法だ!と思った。

いかに筋力に頼らず、全身を使うように工夫して、よりパフォーマンスの高いダンスを踊るか。そして長く踊っていても疲れないような身体の使い方をする。私が探究していること似ていると思った

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