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2021年1月

2021年1月31日 (日)

古武術をヒントにダンス(舞踊)を――予備動作をつくらない動き――次の動きが読み取れない

武術では“速さ”という要素は何よりも増して優先されなければならない。

動きの過程でダメージ(強さ)を優先させると、どうしても「踏ん張る(ためる)」「うねる」「捻じる」という要素が生じやすくなる。そうすると、次の動きの気配が相手に伝わり、それに対処して相手の反撃を受ける危険性が高まる。

相手に予備動作を察知されずに攻撃の動作ができることが必要である。

甲野氏は、たとえとして「小魚の群れの泳ぎ」を用いて説明している。

クジラやイルカのように大きい生き物が海の中で方向転換するには、どうしても体がうねるから遅くなる。しかし、群れで泳ぐ小魚が方向を転換するときは、さっと一瞬にして行ってしまう。

このように、体を細かく割って、その部分を意識する(これは難しいことだが)。無数に割れた部分を一斉にある方向に向ける。(瞬間的に自分の体の中に急激なブレーキをかけることになる)。

つまり、「うねり」や「ため」(“遊び”のない)動きを瞬時に行うと、スピードのある強い動きが生じる。

ダンスでこのような動作が出来れば、(見ている人に)次の動きが読み取れないほどの動き、スピードのある力強い動きが生み出されることもある。

2021年1月30日 (土)

古武術をヒントにダンス(舞踊)を―― 一瞬にして体を入れ替える「膝抜き」――「宙に浮く」

軸や支点による対面の入れ替え(方向転換)には「踏ん張り」や「捻じり」が生じやすい。

一瞬にして対面を替える身体技法として、「膝を抜く」という動作がある。

漠然と立っているとき、背後から不意に膝を押されると、膝がカクンと抜け、尻もちをつくような格好になる。「膝を抜く」とはそんな感覚だ。

膝を抜いた途端に宙に浮く瞬間、態勢を入れ替えるようにして動く。

これは、踏み込んで(地面を蹴って)ジャンプして、態勢を替えるのとは全く違う。

支点を消すことで体を宙に浮かせて、予備動作をなくし、細かく割った身体の各部分を一斉に動かす。

身体を細かく割って、一斉に動かすことが出来れば、この「膝を抜く」技はスピードのある、目を見張るような動きをうみ出してくれる。

2021年1月29日 (金)

古武術をヒントにダンス(舞踊)を――卍の動き――すばやい方向転換、多様な動きに発展

卍の動きの効用

身体を捻じるのではなく、肋骨(上体のブロック)を平行四辺形にとしてつぶす。その時、膝の向き(下腿)も同方向に折る。(下体をつぶす)

これを一瞬のうちに右、左と行う

全身の大きな関節を一瞬のうちに動かす。身体の各部分に仕事を分担させ、一斉に動かす。

少ないエネルギーで身体全体が一斉に動くことが出来る卍の動きを身に付けると、より速く方向転換ができ。また、足先、手の先の方向を変えると多様な動きが次々とできる。スピードのあるダンスの動きを生み出すことが出来る技である。

と多様な動きが次々とできる。スピードのあるダンスの動きを生み出すことが出来る技である。

 

「井桁崩しの原理」

平行四辺形がつぶされて行くのをモデルにして、向かい合った辺が互い違いに、向きを変えて様々に変形することが出来ることを技の動きにした原理。

これにより捻じることなく、上体、下体・・・としてのボックスをつぶす身体操作ができる。

2021年1月25日 (月)

古武術をヒントにダンス(舞踊)を――ナンバ的動き――すばやい方向転換ができる

“歩き”は人間の最も基本的な動作です。

現代の日本人と昔の日本人の歩き方は全く違っていると言われています。

かつて、日本人は歩行時に、手を振りません。(何かを持っているか、労働をしているか)

もし、手を振るとしたら、「ナンバ」と呼ばれる歩き方でした。

右足を出す時は右手が出るような歩き方なので、身体を捻じらないで、疲労が少なくてすむ。

道などで速やかに曲がる時、身体を捻じらないですむ。捻じると、いったん足を踏ん張って方向転換をする。

歩きながら突然足を払われたように、自分の側面に倒れこむような感じで向きを変えれば、止まっている瞬間がないので、より速やかに方向転換ができる。

ダンスの動きは方向転換の連続なので、非常に速く、次々と動きの連続が必要です。

それで、普段から「ナンバ」的な身体の操作を身に付けておく練習が必要だろう。

 

 

 

 

 

2021年1月24日 (日)

古武術をヒントにダンス(舞踊)を――“ため”をつくらない動き

基本的に人間は倒れることに恐怖を抱いている。

それで、急につっかい棒を外されたら、倒れこんでしまう。

普段、私たちは、“ため”をつくって(蹴る動きも)動いているので、“ため”をつくらないで動くことは、簡単にできるものではない。

訓練によって、つっかい棒を外してもぱっと次の動きが出せるようにする必要がある。

倒れないで、次の動きができる(ふっと膝を抜けばそこに生まれる‥こともある)。

この原理をダンスに利用すると、次の動きに移る時に、わざわざ不安定な状態にして、倒れてしまわないように次の動きをうみ出す。

とてもスピードのある動きになり、自分でわざわざ作らなくても新しい動きが生まれてしまう。

大事なことは、本当に倒れてしまっては踊りにならない、ですから、倒れる寸前に次の動きへとつなげていけるような身体能力がついていることが必要なのだ。

 

2021年1月20日 (水)

古武術をヒントにダンス(舞踊)を――身体全体を細かく割る

身体全体を同時に使うために、身体全体を細かく割る。

そうすると、うねらずに瞬時に身体を変化させることが出来る。

身体を割り総合的に動くのは、群泳する魚が一斉に方向転換するように――全く同時に同じ命令を受けたように、それぞれの役割をその動きをするために動かす。

体のある部位だけに過大な負担をかけないですむ。(省エネ) → 歳をとってもできる。スピードもある。

<身体全体を細かく割る>体じゅうの骨を意識するといい。なるべく多くの部分にするためには、訓練が必要。

2021年1月11日 (月)

古武術をヒントにダンス(舞踊)を――骨を動かすことにより身体の余計な力が抜ける

骨を意識して身体を動かすことにより、次第に身体に負担が少なく、身体を痛めない上手な使い方が身につく。

筋肉重視のトレーニングやハードな運動をしなくてもラクに効率よく身体を動かすことができる。

骨を意識的に動かすと、筋肉に負担がかからない調度よいところに、各部分の骨が、目的とする動作に適切に動いてくれるので、全体としては大きな力を出せることになる。

 

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