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2021年1月31日 (日)

古武術をヒントにダンス(舞踊)を――予備動作をつくらない動き――次の動きが読み取れない

武術では“速さ”という要素は何よりも増して優先されなければならない。

動きの過程でダメージ(強さ)を優先させると、どうしても「踏ん張る(ためる)」「うねる」「捻じる」という要素が生じやすくなる。そうすると、次の動きの気配が相手に伝わり、それに対処して相手の反撃を受ける危険性が高まる。

相手に予備動作を察知されずに攻撃の動作ができることが必要である。

甲野氏は、たとえとして「小魚の群れの泳ぎ」を用いて説明している。

クジラやイルカのように大きい生き物が海の中で方向転換するには、どうしても体がうねるから遅くなる。しかし、群れで泳ぐ小魚が方向を転換するときは、さっと一瞬にして行ってしまう。

このように、体を細かく割って、その部分を意識する(これは難しいことだが)。無数に割れた部分を一斉にある方向に向ける。(瞬間的に自分の体の中に急激なブレーキをかけることになる)。

つまり、「うねり」や「ため」(“遊び”のない)動きを瞬時に行うと、スピードのある強い動きが生じる。

ダンスでこのような動作が出来れば、(見ている人に)次の動きが読み取れないほどの動き、スピードのある力強い動きが生み出されることもある。

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