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2021年2月

2021年2月19日 (金)

古武術をヒントにダンス(舞踊)を――からだを安定させるには重心を丹田に置く

人間の姿勢を安定させるには重心をどこに置くかが重要です。

まず、からだの中心軸に重心をもって行く、では、中心軸のどこにするのかというと、「丹田」というポイントにする。

東洋医学で言う「臍下丹田」です。ヘソから指4本ぐらい下で、そこから背骨側に5センチぐらい奥のところ。

丹田は臓器のように実在する器官でなく、あくまでも感覚するものです。

たとえば、丹田に意識を集中して、パートナーに横から押してもらうとビクとも動きません。からだが安定しているのを感じられます。

その前に、肩のあたりに意識を集中して、パートナーに横から手で押してもらうと、グラット横に倒れてしまいます。

「丹田」に力を入れるのではなく、そこに意識を集中することが大事です。

 

※丹田を感覚した呼吸を続けると、体の余計な強張りがほぐれて、人体の適切なバランスが自然と生まれてくると言われている。

 

 

 

 

2021年2月11日 (木)

古武術をヒントにダンス(舞踊)を――体に優しい身体技法(2)――楽な立ち方、楽な座り方

「立つ」「座る」という動作は日常生活で最も多い行為である。

いまや、日本は、「畳式文化」から「椅子文化」へと大きく移行をしてきている。

トイレも「和式」から便器に腰かける「洋式」へと変わり、勉強や仕事でも椅子になってきている。

椅子から立ち上がる時、どんな体の使い方しているのだろうか。

多くの場合は、両手を両股に添えながら、「ヨイショ」と両足を踏ん張るように立ち上がっている。

しかし、それでは体がきつい、特に腰に。

体に負担をかけない立ち方とは、重力を利用して、体が自然と動く身体の運用をしてみよう。

まず、椅子に座り、そこから足元30㎝ほど先の床に何かが落ちていると仮想する。その床に落ちているものを拾うつもりで、腕を伸ばしながら、上体を前方に倒す。重力の法則に従って、倒れると同時に腰が自然に浮き上がる、そうなると、足や股を踏ん張る必要性を生じない。自然と腰が浮き上がっていくような感覚ですんなりと立ち上がることが出来るのだろう。

座る時は、重力を利用するのは禁物だ。臀部からドスンと腰を落とすと、体は衝撃を受け、背骨、腰、首などの故障に繋がることが多い。

楽に「座る」場合は、逆に重力の自然エネルギーを相殺させるような身体操作が必要になってくる。つまり、下に働く重力に対して、上に働くエネルギーによって、沈みつつある体の重力の加速を抑える。この方法のタイミングとして、体が沈むより早く腕を引き上げ、上向きのエネルギーをうみ出し、重力の加速を抑える。これにより重力に従って腰がドスンと落ちることをやわらげられる。

2021年2月 8日 (月)

古武術をヒントにダンス(舞踊)を――体に優しい身体技法――楽に立つ姿勢

多くの方に「正しい姿勢で立ってください」と問うと。

昔の軍隊式の直立形態として立つことが多い。

・肩を張り ・上体をややのけ反らせて ・両足をピタリと閉じている。

この姿勢は体全体が緊張して、胸の張りと両肩が後ろで固まっている、体勢が反り返り、踵に体重を乗せた格好になる。

このような姿勢は体に過剰な負荷をかけているので、長い時間、直立しているのは難しい。

楽に立つ姿勢とは

・両足を少しだけ開いて ・両肩の力が抜けている ・体重は爪先の方へ少しだけかかる(骨盤が少しだけ前傾し、上半身を楽に維持することが出来る) ・首は、頭髪を真上に引っ張られる感覚。

これが動きの基本となる「楽な姿勢」になるのだろう。

「民俗舞踊の身体」でもこの姿勢でずっと踊ることが大事になる。

この「楽な姿勢」は日常生活の基本となる。また、他のスポーツや楽器を演奏にも必要になる。

 

 

2021年2月 5日 (金)

古武術をヒントにダンス(舞踊)を――膝を抜く(2)――ターン:空中で方向転換をする

「シャトルラン」と呼ばれるトレーニングがある。

従来のやり方は、一方の足で急激にブレーキをかけ、逆方向に転換をする。しかしこの方法は足腰に過度な負荷を与える。それだけでなく「踏ん張る」ことで体の「ため」が生まれる。それで、次の動作を大幅に遅らせてしまう。

つまり、前進エネルギーをいかに逆方向に転化するということだ。

一つの方法として、宙で体を入れ替えること、すなわち、走ってきたエネルギーを空中でいったん集約し、次に床を反射板代わりにすることで、逆走エネルギーへと変換してしまう。

空中で体の入れ替えをする、「膝抜き」による体の差し替えする動作である。

いわゆる「スポーツテスト」の「反復横跳び」を「膝抜き」の技で行うと、すごい速さでできるようになる。

ナンバの身体動作を身に付ければ、この「膝抜き」の動作ができるようになり、ダンスの動きにも応用できる。

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